科学技術論文の書き方
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学術論文とは


およそ「研究者」と言われる者は,その研究成果を世に還元することが責務であると筆者は信ずる. 学術論文こそが,研究者がその研究成果を世に還元する手段である. 学術研究は,正に学術のピラミッドであり,先人が成し得た功績 (自分の石が乗っている石) に基づいて未知の結論 (自分の石) を導き, そして次代の研究者による研究成果 (自分の石に乗っている石) から自分の研究成果が参照される. 学術論文はその研究内容と先行研究との関連を記録する公式の文書である.

論文は事実 (多くは実験) とモデル (多くは数学を記述言語とするモデル) そして定量的考察に基づく客観的記述を行う. 論文に主観と憶測は不要である. 憶測でない,と言い張ってもそこに客観的根拠のない記述は単なる憶測である. さらに読者と読まれる状況をきちんと想定した論文執筆が必要である. そのため,論文には原著論文,会議論文,学位論文などの種類があり, 論文執筆の方法,作法,などが個々に定められている. 本章では論文の種類とそれぞれの意義付け,書き方の基本的な指針を考える.